映画「天気の子」を見てきましたが、田端駅南口の周辺に陽菜の自宅(家)が登場していました。
映画でそのシーンを見た瞬間に、「あ、この辺行ったことあるぞ!」と思ったので、こうして記事にしました。
映画のシーンなどに関するネタバレが含まれますので、閲覧の際はご注意ください。
「天気の子の陽菜自宅はどこにあるのか?」についてお伝えします。
天気の子の陽菜の家の場所はどこ?

陽菜の家の大体の場所を特定するのは難しくありません。ただ、完璧に特定するのは非常に難しいです。
映画でも何度か駅が映るので、それをしっかりと見ればわかりますが、「田端駅の南口」の近くに陽菜の家はあります。
陽菜の家は田端駅南口を出て、坂を登ったところにあります。上の画像だとわかりやすいですが、この坂は実在する場所です。
航空写真でこの坂を見るとこんな感じです。

実際のフェンスは黄緑、劇中ではフェンスは黒と違いはありますが、確かにこの道です。
そして、この道を上がったところに陽菜の家があると言うことになります。
こちらの画像をご覧ください。
奥に見える看板をよく見てください。
この坂には車で入れないのでストリートビューでちょうど良いところが見えにくいです。
ただ、このフェンスの向こうが映画に登場した場所であることには違いありません。
その証拠に、この写真の向こうに映画にも登場した「あみ印」という看板が見えますよね。
そして、こちらの画像をもう一度見てくだささい。

こちらにも「あみ印」という模様が見えますよね?
ちなみに、映画ではこちらの「マルエツ」のロゴが映るシーンもあります。
こちらは駅の反対側にある「マルエツ田端店」です。
なので、このマークからみても、この坂こそが聖地の一つと考えて間違い無いでしょう。
実際、この坂の途中で、陽菜の上着と傘が飛んで、体が浮き上がるシーンがありますが、それがちょうどこの写真の先にある辺りですね。(工事の男性が立っているあたり?)
男性が立っているあたりに街灯があるのもわかりますね。


傘が飛び上がるシーンはこの辺りと考えられます。

また、ラストシーンで帆高と陽菜が再開して抱き合うシーンはちょうどこの写真にある緑のフェンスあたりと考えられます。

映画ではそれなりに長い坂として書かれているのですが、実は駅から歩いても坂を登り切るのに1分程度のそこまで長い坂ではありません。
つまり、実際の場所と映画での描かれ方は少し形が違います。
また、陽菜の家にいくまでに坂を登った後に、少し家まで歩いていく描写がありました。
なので、彼女の家はこの坂を登りきった後に少し歩いていくことになります。
ただ、映画の中でも帆高が電車がきた際の振動に驚くシーンと、家が電車が走っている崖の上に立っている描写がありましたよね。
つまり、陽菜の家は、
・田端駅南口の坂を越える
・坂を超えてから数分歩いている描写がある
・電車の振動と音が伝わるような場所に立っている
という条件に沿った場所にあるということです。
なので、陽菜の家は坂を登ってからもう少し歩いたところにあるはずです。
ただ、この坂を登りきったあとには、線路沿いはそういう物件はありません。

また、家を探すのに歩いていくと、どうしても住宅街に入っていくことになります。
そして、住宅街の中に入っていくと、線路沿いの電車の振動や音が感じられる場所ではなくなってしまいます。
ですが、映画の中でも描写があった通り、陽菜の家は崖の上に建っているような、電車の振動が伝わるような場所にある物件ということになります。
ただ、この坂を登りきった後に、歩いて行っても会社の事務所が一つ立っているくらいで、そういう場所はありません(ここの道を辿って歩いていくと西日暮里までたどり着きます。)
参考画像はこちら、橋を登りきったところにはあまり家がありません。
つまり、陽菜の家は田端駅南口の坂を越えるところまでは設定されていますが、そのあとの場所については設定されていないと考えられます。
ただ、写真を見ていると、田端駅の南口を出たすぐの場所よりも、田端駅北口と上中里駅の中間のあたりの地形がイメージに近いような気もします。

映画の中でも、電車の音と振動に帆高が驚くシーンがありましたよね。そのシーンの際に、電車が交差して走る線路の映像が一瞬映し出されました。
なので、イメージとしてはこの辺りに近いような気もしますが、この辺りの物件を見てみても、映画のパンフレットにあったような2階建でえんじ色の屋根のアパートは見つかりませんでした。
ということで、今の時点でわかっていることをまとめると・・・
あると考えられる場所:坂を上がってから、少し歩いて、線路が近く、崖のようになっているところ?
映画の中で:坂を上がりきった場所
という風になるので、実際の彼女の家は実在しない場所にあると考えられます。
ただ、もしかしたらモデルとなるアパートは存在するかもしれません。
アパートの外観については1回の視聴でははっきりと覚えられていないので、またわかり次第追記します。(追記:パンフレットにアパートの外観はありましたが、駅の近くにパンフレットにあったようなアパートはありませんでした。)
それについても詳細がわかったら追記します。ただ、繰り返しになりますが、田端駅の南口をでても実際に坂を登りきった場所にその家があるわけではないと考えられるでしょう。
天気の子の陽菜の家に向かう坂へのアクセス
「陽菜の家」自体の特定は難しいとお伝えしました。
ですが、この坂へは比較的簡単にいくことができます。
この坂はJRの山手線、もしくは京浜東北線の田端駅の南口を出てすぐのところにあります。
名前があればよかったのですが、Googleマップを見ても、坂の名前はないみたいでした。
田端は山手線と京浜東北線の両方が走っているので、比較的いきやすい駅だと思います。なお、wikipediaによれば、北区最南端の駅及び最東端の駅なんだそうです。
南口は駅の大きな改札ではなく、小さい方の改札なので、実際に見に行かれる方は注意をしてください。
その辺りも、子供が二人暮らしをしているというあたりを表しているのかな?っていう気がしないでも無いですね。
北口を出てしまったとしても、もちろんいくことはできますが、駅の外を大回りして行かなければいけないので、10分くらい歩く必要が出てきます。
南口から出れば、目的の坂までは歩いてすぐです。
田端駅の南口の改札を出てすぐの位置に坂があります。そこが映画で登場した場所であることには違いありません。
そして、映画の中では、この坂を登りきって、少し歩いたところに陽菜の家があります。
映画の中では、坂の上に登って、線路沿いを歩いて、電車の音がわかるところに家があるようですが、実際にはそのような場所は存在していないので、自宅の場所は実在していないと考えていいでしょう。
天気の子の聖地:陽菜の家の場所についてのまとめ

陽菜の家の場所についてまとめると、以下の通りです。
・映画の中では彼女の家は田端駅南口を出て、坂を登ったところにある
・田端駅南口を出たところにある坂は映画に登場している
・実際には、坂を登りきったところにモデルになる家はない
ということになります。
なので、陽菜の家のロケ地(聖地)は存在していないのですが、映画の舞台になった坂と陽菜の家の近くにはいくことができます。
なので、いってみたい方は、田端駅の南口を出て、映画の気持ちを味わいましょう。
また、実際にモデルになった場所に行かれる場合は、周囲の方の迷惑とならないように気をつけましょう。
関連記事:「天気の子」に登場した聖地についてはこちらの記事でもまとめています。
細かく調べて、場所を書きましたので、併せてご覧いただけると嬉しいです。
・代々木の廃ビル(代々木会館)
・帆高がうずくまっていた歌舞伎町にあるビル
・帆高が夜を明かしていたネットカフェの場所
・フリーマーケットの場所
などを特定しています。特徴的な場面で出てきた場所は大体網羅していると思いますので、チェックしてみてください。
コメントを残す